2008年12月11日木曜日

99%の確率がついに50%に

 竜王戦第6局は第5局につづき渡辺竜王の完勝。 後手急戦矢倉も、△3一玉という手も、正確にとがめられたらあっさり負けてもおかしくないような指し方だ。まして相手は羽生名人だし。しかし、第4局以降、渡辺竜王のこういった積極性がしっかり勝ちに結びついているところに注目したい。
 このブログを始めたときは、羽生永世七冠誕生の確率99%、と書いたが、それがいよいよ第七局のガチンコ1番勝負となった。本来ならば追いついてきた利があるのだが、なんと言っても羽生名人である。どちらが勝つかは五分五分としか言えないが、ついに99%の確率が50%にまでなった。
 まあ、それにしても本当の意味で歴史的な竜王戦となった。第7局は1週間後なので、いろいろ書かずに1週間楽しみにゆっくり待とう。
 渡辺ー羽生戦がしっかり七局見られる幸せを、感じながら。

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