2008年11月28日金曜日

一流の証明&安西先生

 昨日の将棋竜王戦は衝撃的であった。
 あきら魔王の玉がほとんどつかまりそうな場面から、王様が単騎でかけずりはいずり逃げ回り、綱渡りの状態から逃げ切ってしまった。多くのプロ棋士が、羽生竜王、永世七冠誕生と思っていただけに(あきら魔王も負けと観念したらしい)観戦した人たちは余韻に浸れたのではないか(ちなみに私はそのとき会議中でした涙)。
 しかも、羽生勝利目前→逆転と見られていた形勢も、実はずっと難しく、どちらが勝ってもおかしくないような状況が続いていたようだ。最後は本当に奇跡的にあきら玉はつかまらなかったのだが、それも羽生氏がつかまえ損ねた(ミスをした)のではなかったことが判明。あきら魔王は実力だけでなく運をも兼ね備えた、真に一流の勝負師であることを証明したと思う。
 これで、1勝3敗。ここから逆転防衛できるとは到底思えないが、とにもかくにも1勝返したのは今後の彼の将棋人生にプラスに働くに違いない。
 ところで、あきら魔王は19歳にて、できちゃった婚というひげにとっては衝撃的なことがあったのだが、その嫁さんのブログがすばらしかった。

http://inaw.exblog.jp/7687036/
絵は嫁さんが描いたのだろうか?

 ひげはあきらめっぱなしなので試合終了しっぱなしだが、生きている限り何度もいろいろなことに挑戦できる。ホントに試合終了するのは、生きるのをあきらめたときなのでしょうね。

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